パネル洗浄の
未来をカタチにする。
一般社団法人
太陽光パネル洗浄協議会
設立・発足への想い。
太陽光発電は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)の影響もあり、急速に普及しました。また、近年の太陽光パネルの低コスト化にも後押しされ、安い電源として期待されています。設置した太陽光発電システムを長期的に健全に動作させ続けることが、収益にとっても、カーボンニュートラルの実現にとっても重要です。太陽光発電の出力は、気象条件、周辺環境、劣化・故障、汚れ等により大きく影響を受けるため、システム健全性の評価は複雑となります。
太陽光パネルの汚れは、発電量に直結し、汚れが顕著な場合、出力が半分以下に低下することもあります。汚れの影響が大きい場合には、パネル洗浄を検討すべきです。一方、設置環境が良好で、まとまった雨が降る地域の場合は、ほとんど汚れの影響を受けないこともあります。パネル洗浄が必要かどうか、また、洗浄が必要な場合の洗浄頻度は、設置環境により決まるため、パネルの汚れ具合をしっかりと把握し、費用対効果を検証したうえで洗浄することにより、収益性が向上します。
パネル洗浄についての重要事項として、①事前診断 ②確かな技術による事故のない洗浄③事後診断があげられます。洗浄の費用対効果を考えたとき、洗浄することによる収益向上が、洗浄コストを上回ることが必須であり、事前診断により、洗浄すべきパネルをしかるべきタイミングで洗浄することが必要となります。洗浄時においては、作業の安全性の担保は必須であり、洗浄装置による局所的な荷重や振動による太陽光パネルへのダメージへの配慮等、確かな技術と経験に基づく作業が必要となります。また、洗浄後に期待された効果が得られているかも、正確かつ迅速に評価する必要があります。洗浄コストについても考慮する必要があり、汚れの種類と質を的確かつ迅速に見分け、環境にダメージの無い洗浄剤・洗浄方法を選択することもコストダウンに有効です。
以上のことより、本協議会では洗浄の有効性を向上させることを目的とします。
使命
洗浄の費用対効果を明確にする洗浄前および洗浄後の診断手法の開発
汚れの度合いや種類を診断する手法の開発(可能な限り遠隔診断を可能にする)
汚れに対して効果的な洗浄方法の開発
洗浄技術および洗浄機器に関する普及の推進
洗浄の効果および安全性を高めるための指針策定
一般社団法人 太陽光パネル洗浄協議会 概要
- 設立
- 2024年11月29日
- 商号
- 一般社団法人 太陽光パネル洗浄協議会
- 所在地
- 〒105-0001
東京都港区虎ノ門1丁目13番3号 虎ノ門東洋共同ビルB2F
【太陽光発電技術研究組合(PVTEC内)】 - TEL
- 03-6416-4519
- FAX
- 03-6416-4520
- info@spcc-n.or.jp